椿尾集落は、佐渡が島の南部に位置しています。国道350号の海岸線から1Kmあまりを上がると集落の中心に入ります。海岸線の道路(現国道)が出来る以前は、小木につながる小木街道の主要道であったことから、いろんな言い伝えも残っています。
この椿尾は、お地蔵さまなどの名工の五平を生んだ石工の村で、1825年(文政8年、江戸時代)の五平作の六地蔵が集落の入り口にいます。椿尾は、五平をはじめ多くの石工のいた村です。 また、佐渡は能舞台が庶民のくらしに根付いていたことで知られていますが、椿尾の集落も能が盛んで師匠による伝習も行われていました。明治35年に作られた茅葺きの能舞台がいまでも残っています。
あわただしい現代、、、昔の歴史を感じながら、のんびりと、ぶらりと散策してみませんか?
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